金融政策
金融政策とは、
1.中央銀行が
2.金利、貨幣量などを調整して
3.物価の安定や景気の安定を図る政策
のことである。
ちなみに日本において中央銀行とは日本銀行のことである。
wikipedia
日本銀行は、日本国政府から独立した法人とされ、公的資本と民間資本により存立する。資本金は1億円で、そのうち政府が55 % の5500万円を出資し、残り45%にあたる約4500万円を政府以外の者が出資する.
金利についてもちゃんと正確な言葉にしておこう。
金利と利子はほぼ同義であり資金の賃借料として貸してる側に支払われる。
マネタリーベース
日本銀行当座預金+市場に流通してる現金のことである。
これに対しマネーストックは
金融部門から経済全体に供給されている通貨の総量のことである。
ここで式を一つ。
マネーストック=マネタリーベース×貨幣乗数
である。
伝統的な金融政策
1.公定歩合操作
まずは公定歩合とは何か。
コトバンク
中央銀行が市中銀行に資金を貸し出す公定歩合を操作することでマネーサプライを調整することである。
公定歩合の引き上げ→マネーサプライの減少
公定歩合の引き下げ→マネーサプライの増加
2.準備率操作
法定準備率の割合を変更してマネーサプライを調節
準備率の引き上げ→マネーサプライの減少
準備率の引き下げ→マネーサプライの増加
とりあえずこの3つは今後使うので覚えておいてほしい。